| ぎふモノレポートタイル・石の滑り止め対策!スリップセーフ施工現場レポート下見、テスト施工、見積りが行なわれ、契約へと至ります。施工当日は晴れ。盆過ぎでも朝から気温も高く、施工条件としてはベストとは言えないところ。
 なぜなら乾燥が早く液剤が十分浸透する前に乾いてしまうという事もあり、晴れてるからいいとは限らない。
 当然、雨降りの作業は液剤が流れてしまうのでできない。
 まずは施工面以外の養生シート貼りから入念に行なう。
 この作業が一番時間を要する。
 養生後はブラシ・スポンジで水洗浄作業、ほこり・汚れを落とし、乾燥させた後に液剤を万遍なく塗り、御影石の表面にミクロの穴をつくり抵抗を大きくする。
 その後中和剤で安定させ水洗いをします。
 その時、グリップ力の状況を見て滑り止めが甘ければ、水切り乾燥後、施工を再度繰り返します。
 状況確認後、高圧水洗浄で液を洗い流し、乾燥させ、養生シートを外せば完成です。
 水が付いた状態で滑りを確認したら、しっかりとグリップし滑りませんでした。
 一人で作業ができるのは20平方メートルまでとか、実に大変な作業であることを実体験しました。
 
 
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